■日時 2016年1月8日
■場所 福岡市博物館(福岡県福岡市)
■企画 黒田家名宝展示
■入館料 200円
■交通費 460円(博多駅⇔博物館北口/バス)
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■旅行日程 2016年1月8日〜1月10日
■羽田−福岡交通費 18,580円
■宿泊地・宿泊費 博多駅徒歩8分のとこ二泊6,200円
遠方・九州に行く事を諦めてしまった江雪さんの九博展示。
でも長谷部は諦められなかった…
私は長谷部を諦められなかった!
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「遠征もとうとう九州まで来てしまったな〜」
空路で約2時間という短時間で来たせいか、福岡にいるという実感が大して湧かないまま博物館に到着。福岡市博物館までのアクセスはいくつかありますが、私は博多駅からバスで行く事にしました。さすがはバスの保有台数日本一の西鉄バスが走る街。ひっきりなしにバスが来て、自分が乗るべきバスかどうか迷います( `・ω・) ウーム…
ちなみに自分が降りたバス停は「博物館北口」。306か312系統で行けます。
ドキドキ……
!!
コレが市の博物館?……とても立派な建物に驚きましました。
う、うわぁ……いよいよ長谷部に会えるよ……
ツイッター等で既にご存知の通り、長谷部と日本号は横並びに展示してありました。
■刀 銘 (金象嵌)黒田筑前守/長谷部國重 本阿 名物 圧切長谷部
南北朝時代 国宝
金霰鮫青漆打刀拵(きんあられさめせいしつうちがたなこしらえ)
江戸時代後期
刀身は64.8cm。擬人化された長谷部から考えるとちょっと短め。
長谷部の刃文。よく見かけるモコモコした模様の互の目や丁字、波のように見える湾れ(のたれ)や濤乱刃(とうらんば)とは違って刃全体に焼きが散っています。これは皆焼(ひたつら)といって、相州伝の鍛冶が考案した刃文。長谷部國重は山城国に住した刀工ですが、正宗十哲の一人で相州伝の作風です。そしてこの刃文、大変難しい技術なのだとか……不勉強で詳しい事は知らないのですが、刃文は見た目の他に刀の強度にも関係していて、そういう意味でもこの皆焼は難しいそうです。
へし切長谷部はこの皆焼の他に腰あたりは大乱れ、鋒は小湾れ(かな?)が混じった刃文になっています。
上から見たり下から見たり、角度によって見える模様が違います。私のデジカメは古い子なのでピント合わせが苦手なんですよね^^;;きれいに撮れない〜〜
これが江戸後期に作られた拵?とってもピカピカでした。
拵でよく見る「鮫皮」とはエイの皮のことで、柄の部分でよく見る粒粒したアレです。
この拵も名に「鮫」という字が入っていて黄色の粒粒がたくさんならんでいますが、この部分は鮫皮ではなく、金属加工でひとつひとつ作られています。
■大身槍 無銘 号 日本号 室町時代・14〜16世紀
こ、こんなにきれいな武器ってアリ…?
倶利伽羅龍の彫物も螺鈿(らでん/貝でできているよ)の装飾も文句無しに美しい!
おや…鞘がモップじゃないぞ
ゲームに登場するモップ熊毛の鞘はかつて使われていたもの。現在はこの細身の鞘。
審神者の皆さんはご存知の通り、日本号は来歴がおもしろいですよね。酒の飲み比べで主が変わったり、借金のカタにされたり御物の時があったり…人生いろいろ、刃生もいろいろかな。詳しくはここで確認してちょ。
日本号を見た事で、レプリカの御手杵を含む天下三名槍の全てを見ました。三者三様、ルックスが全然違いますね〜〜……うむ、満足!\( ´ω` )/♪
それはそうと日本号おじさんは早くうちの本丸にも来てね♡
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長谷部&日本号以外の展示も良かったです。
特に常設展示。これがまた思ってた以上で…
歴史の教科書の最初のほうで必ず見る「漢倭奴国王」と刻まれた金印を筆頭に、福岡の歴史が豊富な展示物で紹介されていてとても楽しいです!
出展 https://ja.wikipedia.org/wiki/漢委奴国王印
すごいどうでもいい話だけど、この金印が蛇の形をしているって初めて知りました…いままでずっと歯みたいだな〜と思っていてな…^^
それと金印って一つだけじゃなかったんですね。写真真ん中も蛇の金印。左右は馬や亀の形をした印です。
縄文や弥生の出土品…実は我が地元青森も国宝とか重要文化財の土偶が出土していてこの時代には結構親しみがあるんですよね。
鏡やら青銅器、写真右下の貝の面等、地元の出土品と比べてぐぬぬってなったりならなかったり(笑)
結構なボリュームです。200円でこれは安い!いい展示なので見て行ってね〜
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さて大盛況の今回の展示。福岡市博物館のツイッターではしょっちゅう行列の様子が報告されていますね!
私が訪れた次の日の様子
おはようございます。 開館直前から約100人のお客様にお越しいただいております!! 今日もお待ちしております!! pic.twitter.com/oxmVudFnQT
— 福岡市博物館 (@fukuokaC_museum) 2016, 1月 9
そして一週間後。
まだ行列が伸びていてます。展示室をぐるっと一周しそうなくらい、400人ほどお並びいただいてます。これからお越しになる場合は、ゆっくりご覧いただけないかもしれないので、ご注意ください。#福岡市博物館 #おまたせへし切長谷部 pic.twitter.com/7w2PwOeqZF
— 福岡市博物館 (@fukuokaC_museum) 2016, 1月 16
400人ってどういうことなの?完全に三日月越えじゃん…
ちなみに私が訪れた時はというと
こうですよ!空いてる!
今回の遠征は8日(金)〜10日(日)の3日間。休日の行列を予想して、14時40分頃に福岡空港に着いたその足で博物館に向かいました。そのため博物館での滞在時間はあまり長く取れず、時間ギリギリまで展示物を見ていたのでミュージアムショップは一切見ていません。残念だけど、これで正解だったかな。
到着当初の15時くらいは、室内にて15人程度の列。閉館30分前あたりは人もまばらで長谷部も日本号も鑑賞&撮影し放題でした!
ゼッタイに平日オススメ。
キョーハクの行列もすごかったけど、長谷部は一振でこの集客力(日本号は常設展示なので)…みんな長谷部に会いたかったんだね。めっちゃわかる…私もだもん。
刀剣に対して思う「会いたい」はいろいろあったけど、長谷部に対しての「会いたい」は今まで見たどの子よりもゲームとリンクしているのかもしれない………一番の推しは鶴丸。それとは別で、長谷部は私の本丸で一番強くて、初期からずっと引っ張ってきてくれた子。あ〜〜これを書いている間にも涙が;;;;;;;;; 見に行けて本当に良かった!。゚(゚´o` ゚)゚。
今後の参考までに飛行機の価格。
羽田−福岡の普通運賃はJALで片道41,390円。スカイマークで片道23,190円。
成田−福岡はジェットスターで片道6,390円〜、ピーチは片道4,790円ってのもあります。※条件要確認
私がスカイマークでチケットを取ったのは去年の9月、早割で羽田−福岡間は往復で18,580円。
交通費ってその価格が安いかどうかがイマイチわかりづらいかと思います…私の場合、「地元と東京、新幹線だと片道16,290円」という比較対象があるので、迷わずチケットを取る事ができました。
ああ幸せ……長谷部も見れたし……旅の手段もひとつ覚えたし…今回の遠征、本当に満足……
そんな思いにだけ浸れたらどんなに良かったか。この時は膝丸獲得玉集めの最中…
「旅行中にゲームなんて雅じゃない!」と歌仙に言われることはわかっているさ。
しかしね、期限があるからね。
スマホから自宅のパソコンを操り出陣。さぁ長谷部、行ってこい!
明日は熊本…眠気に耐えつつの進軍にて、福岡一日目の夜は過ぎてゆくのでした。
おわり。
*九州編*
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■日時 2016年1月9日 ■場所 歴史博物館こころピア(熊本県玉名市) ■入館料 300円 ■交通費 1,830円(博多駅→玉名駅→最寄りバス停) ------------------ ■旅行日程 2016年1月8日〜1月10日 ■羽[…]