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【PR】鉄は熱いうちに、読書も旬のうちに。書籍紹介「日本刀は素敵」

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「渡邉先生?佐野美術館の館長だよ。しかも女性」
「この図録の解説渡邉先生だよ!この人の解説、すごくいいよ〜」
刀展示を見に行き出してからちょいちょい耳にするようになったお名前、渡邉先生。
その頃は以前の記事でもチラッと書いた通り、あまり刀関係の書籍を買っていなかったためどんな方なのかまったく知らず、周りの刀仲間からおしえてもらって初めて知りました。
女性で刀に携わっている人。
どんな人だろう?そう思っていた折に「日本刀は素敵」の新書版が発売され、
更に発行元のワック株式会社様より告知記事作成の依頼を頂きましたので早速読んでみました。
結論を言うと「刀剣女子」や「審神者」と呼ばれている人たちに読んでもらいたい!
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聞いたことはあるけれど、具体的には知らない刀のアレコレ
目次をパラパラッとめくると
「刀剣の愛称に丸をつけるのは」
「正宗はいなかった?」
「年紀銘はなぜか二月と八月」
「金象嵌銘って何?」
こんな疑問を抱いている人は多いのではないでしょうか。
「聞いた事はあるけれどよく知らない」
そんな小タイトルに興味をそそられます。私は年紀銘のことが気になりました!
ワクワクしながらプロローグに進みます…でもまさかそこで泣くことになるとは。
共感・比較できるからグサッとくる!
プロローグでは渡邉先生が刀に携わるようになった経緯が書かれています。
学芸員として先生が初めて就任されたのは、日本刀のコレクションがある佐野美術館。
オープン記念展の準備中、目録作りなどをしていた際に本阿弥日州先生から言われたのは
「お刀は武士の魂です。女が手にすると穢れます」
うわ、キターーーー
いかにも刀、というか伝統の世界で言われそうなお言葉ですね!きつい!
他にも、たった一回刀塾をサボっただけで「冷やかしならやめなさい」という電話があった、
というエピソードも書かれていました。
そのような言われ方をする事も、時代を考慮すると普通なのであろうことは想像がつきます。
一生懸命本を読みましたが、皆目分かりません。
だいたい書かれている言葉が、これ日本語?と聞きたくなる思いでした。

これが刀の勉強を始めた先生の感想。
刀に対して感じる難しさは私たちとまったく同じなのに、
取り巻く環境─ 全然知らない刀の世界に入って学芸員として奮闘された先生と、女性もウェルカムな環境でのびのび楽しませてもらっている自分 ─
この差。
先生のご苦労を想像しながら読んでいたら泣いてしまいました!
「これ知ってる!」「見たことある!」な、お馴染みの名刀が多数登場
上記のような(個人的に)ちょっと刺さるエピソードもあれば、刀にまつわるオカルティックなエピソードも書かれています。
国宝「真光の太刀」。これがとある刀と一緒に並ぶと、必ずある怪現象が起こるそうな……
この刀、刀剣乱舞のファン(以下とうらぶファン)ならば見たことある人は多い筈。
つい先日まで致道博物館にて展示されていました。そう、信濃藤四郎と一緒にね。
あなたも見ていますね?
どんな怪現象なのかは、読んでからのお楽しみ。
お気づきの方もいるかもしれませんが、
とうらぶファンのお得なところは刀の勉強をしていないにもかかわらず名刀の名前をたくさん知っているところ。
この本にはそんなお馴染みの名刀・名匠の名前がたくさん登場します。なので内容がイメージしやすくスルッと入ってくるかと思います。(比較的用語が多く使われている第二章・第七章はちょっと難しいかな)
刀の名前を知っているのみに留まらず、実際に見知っているところが
とうらぶファンのすごいところ。
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たたら製鉄、目利き、海外コレクターの話など、今まで断片的に聞いてきた話が各章程よいボリュームにまとめられており、刀本体の解説本しか読んで来なかった自分にとっては、知識や情報の隙間を埋めていってくれるような内容だと感じました。
わかりやすい文体・やわらかな表現で書かれているところも好み。
特にお気に入りなのは第四章の冒頭二ページ。鉄についてすごーーくロマンチックな表現がされているところがあります。
ココ読んでね!!!
本書から大きく感じたことは「親近感」「時代差」でした。
この二つを感じながら読めるのはまさしく、刀剣ブームの渦中にいる「刀剣女子」や「審神者」と呼ばれている人たちだと思います。
ぜひ、自分の刀体験を思い出しながら読んでみてください。
来る刀展「名刀は語る 磨きの文化」が、渡邉先生が館長を務める佐野美術館で開催されます。チャンスはないかもしれないけれど……お話を 聞けたらいいなぁ と思いながら『日本刀は素敵』の紹介を終わります。

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年紀銘のとこ。
「七八月庚申日可被始作」
七月も八月も五行思想でいう金(ごん)にあたり、かつ庚申(かのえさる)は庚も申も金で金気に満ち満ちているよね。
二月は木、金克木とかそういうこと?
おや この本が発行されたのも八月、金の月だ。

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